「みるめ」とは、歌のことばで海藻のこと。「海松布」あるいは「水松布」と書きます。
このことばは「見る目」を連想させるものでもあり、古今集の時代には、掛けことばとして
恋歌の重要な素材になりました。
また海松色(みるいろ)は、平安時代からの色名で黒味を帯びた萌葱色、品格のある古色です。
わたしたちは古来のものを慈しみつつ、現代に生きる者としての
しなやかな感性や新鮮なまなざしを大切にしたいと考えています。
杉材を基調とした落ち着いた空間、大きな窓から入る光の中、
ゆっくりとしたひとときを過ごしていただけます。
ハンドドリップで淹れた珈琲と手作りの小さなケーキが自慢です。